72年目の決断:空自から「航空宇宙自衛隊」へ、軌道上の防衛主権争い
2026年6月26日、日本の国会は自衛隊の発足以来、初めてその組織の「看板」を塗り替える歴史的な法案を可決した。航空自衛隊(JASDF)は、令和8(2026)年度中に「航空宇宙自衛隊(Japan Aerospace Self-Defense Force)」へと改編される。単なる改名ではない。高市早苗政権と小泉進次郎防衛大臣が進めるこの改革は、防衛の概念を大気圏の外、すなわち宇宙領域へと引き上げる抜本的なシフトだ。中露の軍事的な宇宙連携に対する強烈な抑止盾を構築するための、冷徹なリアリズムを分析する。
By Kenji Watanabe|yesterday